肥満症（2）
肥満症診断の進め方
肥満と内臓脂肪蓄積の関連
肥満に関連する11種類の健康障害は、内臓脂肪の蓄積を起因とするアディポサイトカインの異常分泌によって生じると考えられている。
多くの場合、肥満症と内臓脂肪蓄積の病態は一致することが多いが、非肥満者か肥満者かにかかわらず、内臓脂肪面積高値の場合は内臓脂肪面積正常者と比較して、2つ以上の肥満関連健康障害を有する割合が高いことが示されている。
メタボリックシンドロームとは
肥満度（BMI）ではなく、「内臓脂肪蓄積」の状態から、肥満関連疾患の発症病態を理解する考え方。
メタボリックシンドロームの定義
肥満症における減量の目安
3〜6 か月間での減量目標
