お知らせ

開業時の院長ご挨拶(2005年4月6日)

医学博士 クリニック院長 石澤 敦

 私は脳神経外科医として、大学病院並びに急性期医療機関において診療に従事してまいりました。このたび、これまでの30余年の経験をもとに、皆様方の健康をお守りし、より充実した生活を送るためのお手伝いをしたいと考え、2005年4月6日、武蔵野市吉祥寺にクリニックを開設いたしました。

 最近、脳卒中によって寝たきり状態になる患者さんの急増が大きな社会問題となっていますが、これらの患者さんの殆どが動脈硬化の原因である生活習慣病を放置し、適切な治療や管理を怠ってきたことが明らかとなっています。脳卒中診療の中で確信した『脳卒中を予防するには、生活習慣病の治療と管理が必須である』という信念にもとづいて、糖尿病、高血圧、高脂血症、肥満等の治療と管理に積極的に取り組んでまいります。

 さらに、脳神経外科専門医として、脳と脊髄に関わるあらゆる疾患に関して診断・治療を行ってまいります。私は、病気の90%は、問診と身体所見、神経症状によっておおよその診断がつくと考えております。頭が痛い、ふらふらする、その他日頃気になっているどんな些細なことでも患者さんの訴えによく耳を傾け、重大な疾患を見逃さないように注意しながら、納得していただける診察結果をお話ししたいと考えております。

 CTスキャンをはじめ、頚部頚動脈エコー、血圧脈波伝播速度検査などの医療機器を取り揃えました。これは、病気の現状や動脈硬化の進行状況を患者さんに少しでも認識していただき、積極的に治療に参加し、協力していただきたいと考えたからであります。また、CTスキャンに関しては、少しでも早く診断を確定し、重大な病状に対して速やかに対応するために、そして、患者さんの不安を少しでも早く取り除きたいという考えから設置を決意しました。

 当クリニックのスタッフは、“私たちにとって最も大切なのは患者さまです”を合い言葉に、皆様一人一人の“主治医”をめざして、信頼される誠実な医療を提供して行きたいと考えております。

 ご心配なことがありましたら、どんな些細なことでも結構です。当院の扉を開け、我々スタッフにご相談ください。

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